世界の花特集 オセアニア【フィジーのお花】
330以上の火山島と珊瑚礁からなるフィジー共和国、通称フィジー✨
色鮮やかな自然に恵まれた癒しの楽園として、知る人ぞ知る大人気のリゾート地ですね😊
南太平洋に浮かぶ島々ではどのようなお花が見られるのでしょうか。
フィジーの国花
タンギモウジア-Tagimaucia (Medinilla waterhousei)
世界中でもフィジーでしか咲かない花。開花時期は11月~2月頃。赤と白の小さな花がたくさん咲きます。その先端から水が滴り落ちる様子が、まるで乙女が悲しげに涙を流す姿を連想させとのから別名【乙女の涙】と呼ばれています。
国花でありながら、フィジー人でさえ実物を見たことのある人はそれほど多くないほど、とても神秘的で希少な花なんです。

タンギモウジアにまつわる伝説
【乙女の涙】と呼ばれる由縁はいくつかの伝説として語り継がれています。昔、フィジーの王女が戦士と許されない恋仲になり、山中にて密会を重ねていたものの、2人の関係が発覚してします。国王である父からは別の男性との婚約を強いられてしまいました。王女から引き離されてしまった戦士はなんと殺害されてしまいます。(諸説あり)その事実を知らない王女は、戦士を待ちわびながら山中で涙を流しており、その姿がタンギモウジアになった。
また、泣きつかれた王女が山中の湖のほとりで眠ってしまい、夢の中でも泣き続け、頬を伝った涙が赤い花に変わり、タンギモウジアになったとも言われています。"Tagi" は”泣く”, 、 "moce" は”眠る”という意味をもちます。
まさに、乙女の涙というせつない伝説として語り継がれているんですね。
神秘的な国花といわれるその理由は!?
このタンギモウジアは世界中はもちろん、なんとフィジーのなかでも、【タベウニ島】にしか咲かないとされているんです。タベウニ島はフィジーで3番目に大きな島で、緑が多くガーデンアイランドと呼ばれ、観光客に人気の島です。
タンギモウジアはタベウニ島のなかでも山中標高が800~1,000mあたりのみに咲く稀少固有種であり、タンギモウジア湖という湖の畔に咲く花としてとても有名です。かりにほかの島へ移植したとしても枯れてしまう、まさに神秘的な花なのです。
ちなみに、、、
このタベウニ島は、世界で最初に朝を迎える島と言われております。
なんとここには180度の【日付変更線】が通っているのです。平原に建てられた二つに分かれた地図の看板が目印で、昨日と今日を行ったり来たりできちゃうんです。世界でもかなり貴重な島でありながら、のんびりとした時間と魅力が沢山詰まったフィジーらしい島なのです。
一年中お花が咲き誇るフィジーでは南国の花がたくさん咲いています🤗
ブーゲンビリア(Bougainvillea)
花の色がビビットピンクで鮮やかなイメージをもつ南国の花。ピンクの他にも、赤・紫・オレンジ・黄・白などがあります。その華やかな見た目から、花言葉は「情熱」、「魅力」とイメージ通りです。1768年に、ブラジルで木を見つけたフランス人の探検家「ブーガンヴィル」の名前に由来していると言われています。また、花には香りがなく、バラほどではないがトゲを持っているので、触る時には注意が必要です。
プルメリア(Plumeria)
ハワイのイメージが強い南国の花、フィジーは勿論オーストラリアでも多く咲き誇っています。キョウチクトウ科の植物で、樹液が白く毒性を持っています。とても甘い香りが魅力の一つで、枯れるときは花弁ではなくお花まるまるもとっと落ちます。それを水に浮かべるとお部屋の中でも甘い香りを楽しめます。
セコウラ(Sekoula)
別名がロイヤルポインシアナ、ホウオウボク(鳳凰木)、フランボヤン、フレイムツリー。原産地はマダガスカル島で、日本では“鳳凰木”の名で知られています。直径10cmほどの5弁で緋紅色の蝶形な花を咲かせ、フィジーでは、クリスマスツリーやクリスマスフラワーとも呼ばれていて、クリスマスに飾る花としてよく使われています。
アラマンダ(Alamanda)
別名がアリアケカズラ、ゴールデントランペット。原産地は南米ギアナで、花はやや小さいですが花つきがよく、色は黄色、ピンクもあります。花言葉は「恋に落ちる前」、「隠された美」。明治末期に南米から移植されたと言われていて、沖縄地方に多く咲いている。花色が黄金色で、トランペットの形に似ていることから、ゴールデントランペットとも呼ばれている。
南国ならではのカラフルなお花がいっぱいですね😊
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